技術にはばらつきがある

オーバーホールの依頼先には、メーカーの正規代理店と時計の修理専門店との二つがあります。この修理専門店へと依頼する際のデメリットのひとつが、技術のばらつきです。修理専門店と一口に言っても、様々な店舗が存在しています。技術や対応もピンからキリまであるでしょう。かつては有名な時計メーカーで技術を磨いた1級時計修理技能士がスタッフとして在籍している店舗もあれば、さほど技術のないスタッフしかいない店舗もあります。できるだけ安く済ませようと適当な店舗を選んでしまえば、却って時計が傷ついて帰ってくる可能もあるでしょう。このような店舗へと依頼しないためには、口コミや評判を調べるほか、実績や相場にかなった費用であるか、店舗の大きさなども加味して店舗選びをすることが重要です。

メーカーのような保証がない

オーバーホールを修理専門店に依頼するデメリットのひとつとして、メーカーのような保証がないということがあげられます。メーカーの正規代理店で修理を依頼すると、交換するパーツは正規品を使用し、場合によっては本部へと送って修理をすることもあります。価格は高く、納期も遅いですが、その代わり技術がしっかりとして、修理後に不具合があった場合には無料でメンテナンスをしてくれる保証書を出してくれるものです。しかし、時計の修理専門店では、このような保証書を出すことはありません。保証もないので、メンテナンス後のトラブルに対応してもらえない可能性があるということがデメリットです。しかし、すべての専門店で保証がないわけではありません。その店独自の保証制度を設けていることもあるので、確認してみるとよいでしょう。