全国から修理希望があるため街中の店舗より納期が長くなりやすい

メーカーにオーバーホールを依頼する場合は、全国から修理希望があるため、街中にある修理店と比べて納期が長くなってしまう傾向が見られます。特に、修理対応を専門に行うスタッフの数が限られているメーカーにおいては、オーバーホールの契約を結んでから作業を開始してもらえるまでに数週間から一か月ほどの期間を要することもあります。そうした中、できるだけ早くオーバーホールをお願いしたいときは、早い時期から担当者と具体的な納期に関する相談をしたり、修理の希望者が少なくなる時期を確認したりすることが大切です。また、機械式時計のメーカーやモデルによっては、他の顧客に優先してオーバーホールを受け付けてもらえることもあるため、妥協をせずに交渉をしてみるのも良いでしょう。

保証期間外は高額な費用を請求されることがある

メーカーによるオーバーホールは、仕上がりが良いことや純正品のパーツに交換ができるといった魅力がある一方で、保証期間外は高額な費用を請求されることも多く、経済的な負担が大きいといったデメリットがあります。たとえば、生産が終了して長い年月が経っている機械式時計のオーバーホールをしてもらう場合には、現行モデルと比べて修理代金が高くなるだけでなく、スムーズに作業が進まないこともあるため気を付けましょう。なお、オーバーホールに関する費用の悩みを解消するにあたって、日ごろからメーカーの修理の窓口におおよそのオーバーホールの金額について質問をしてみたり、概算見積もりを出してもらったりすることがおすすめです。